売買前に知っておきましょう

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分譲マンションの場合

分譲マンションの特徴

分譲マンションには「占有面積」というものがあります。
自己所有部分の範囲は、壁の厚みの内側半分までで、壁の厚みの外側半分にかかる部分は共有部分となり、勝手に工事はできません。
内装のリフォームは自由ですが、例えば、不具合になったサッシの交換や、建付けの悪い窓の修理など、外壁にもかかる工事については、管理会社の許可がないとできないということです。
1階には小さな庭がついていたり、上の階にはバルコニーがついている場合も、「占有共有財産」のため、勝手に改修はできません。
低層階と高層階では抱える問題が違ったり、住人の何分のいくつ以上の賛同を得られないとできないことがあったりします。
また、エレベーターが一基しかない場合には、日常的な上り下りに不便を感じる場合があります。
数年後に売却する時のことも考えて、なるべく価値がさがらない物件を、慎重に選ぶことも重要でしょう。

住宅ローンは終わっても

最近の住宅ローンは、頭金が不要という物件もあり、月々の支払いは家賃程度になってきている傾向があります。
しかし、別途管理費や別途駐車場代があり、住宅ローンが終わってからも払い続けることになります。
管理費は、共有部分の将来の改修計画によって、世帯数(部屋数)で割って決めてあります。
中古マンションを購入した場合、前に住んでいた人が管理費を滞納していたとすれば、あとから住んだ人が、その分を負担することがあります。
管理会社が潰れてしまうと改修の音頭取りがいなくなりますし、もっと悲惨なのは管理費の持ち逃げ事件も起きています。

また、固定資産税は、マンション全体の土地について、入居家庭数で割った金額になりますが、どこが自分の持ち分かわからないものです。
そのため、売却するときは土地の評価はされません。
建物だけが評価されますので、購入金額より、売却時の価値はさがっているのが当然です。