売買前に知っておきましょう

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遺産としての不動産

物件評価額

自分の土地がいくらぐらいになるかを試算するときに、路線評価額を参考にする人は多いと思います。
しかし、路線評価額は不動産屋の買い取り価格にはなりません。

相続税は、8000万円を超えると課税されると前述しましたが、物件そのものが8000万円ということではありません。
たとえば、3000万円で買った土地が、現在の路線価格で1億円の価値になったとしたら、差額が7000万円となります。
このような差額部分が8000万円を超えるか超えないか、ということです。

先祖代々の畑地を持っている農家では、購入したわけではないので元手は0円ですが、路線価格の評価額が上がったことによって、その価格自体が課税対象となり、課税率も高くなっています。

引継ぎ・手続き

もし、不動産の所有者が亡くなったときには、各種の申告・申請・届け出をしなくてはなりません。

次のようなものがあります。
大きく分けると、「お金を受け取る」「相続する」「その他」になります。
お金を受け取るには、保険金の請求、健康保険の費用の一部返還、年金の受給、失業保険や労働災害保険、医療費控除などがあります。
相続すると、預貯金・株式の名義変更や書き換え、不動産や自動車の移転登録などがあります。
その他に、クレジットカードや携帯電話・プロバイダの解約、公共料金の名義変更などがあり、健康保険証・運転免許証・パスポートなどは返却します。
手続きの窓口もたくさんあり、市区町村の役場、保険会社、故人の勤務先、税務署、法務局、警察署などがあります。